2dayで新規事業を創る 初めてインターンというものに参加した
この記事の所要時間:約5分43秒
昨日一昨日と、とあるベンチャー企業の二日間のサマーインターンに行ってきました。
インターンに対するモチベ
もともと自分は就活に関しては所謂「意識高い系」とは正反対で、そもそも就活自体忌み嫌っていた。どうにも茶番臭がしてしまうのと、就活生が全然楽しそうにしていないのと。また「意識高い系」の人々がかなり気持ち悪く見えてしまっている部分もあった。
M1になり夏からインターンにも行き始める人がそこそこ出てきて、自分も就活について少しは考えるようになった。就活対策の本を読んでみたり、ちょっと新聞なんかも読んでみたり(もう読まないが)。大企業に就職して企業の中の慣習に染まって狭い視点で偉そうにしているおっさんにはなりたくないなという意思が固まった。また、「スーツは着たくない」「常に成長し続けたい」など、自分の働き方の希望が明らかになってきた。比較的ネガティブな理由が多かったように思える。
まあそんなでITベンチャーというジャンル(?)に興味を持ち、ちょうど以前セミナーに参加したところのインターンに推薦を頂いたので、いい機会ということで参加してみることにした。ビジネスモデルを考えるというテーマは全く触れたことがなかったし、どんなものだろうという興味も大きかった。
グループワーク中
グループワークが始まると初めはわからない空気に結構戸惑った。インターンやグループワークに慣れているメンバーが多いグループだったので、進行は初めは彼らが率先して引っ張ってくれた。
ブレーンストーミングのことを「ブレスト」と呼ぶのは初めて聞いた。breast?胸?みたいな。ふらっとマインドマップを書き始めるし、意見のまとめ方も皆心得ているし。初めは自分の発言が少なかった気がする。
みなはノートパソコンを持ってきていたが、自分は持っていなかったのでiPad+Apple Wireless Keyboardを使った。やっぱりキーのレスポンスが遅くて、リサーチのときに結構なストレスを感じてしまう。やはりiPadはノートパソコンの代わりにはならないと痛感。
二日目は自分も調子が出てきて、睡眠不足や進みが遅かったことなどいろんな要因でグロッキーな心理状態となり、発言は多くなった気がする。
一日目は朝10時に集合、午後からグループワークを開始し、深夜23時半まで作業。次の日は朝7時半に集合しひたすらグルワ。全力を使い果たして達成感はすごくあった。睡眠時間が少しでも削られるとパフォーマンスが著しく落ちる自分がよくここまで頑張れたと思う。褒めたい。褒めた。
終わってみて
全体を通して、意外と楽しかった! 全力で意見をぶつけあう機会って今までそうなかったなと。論理的にどんどん詰めていくのもすごくいい経験になった。驚くことに、悪い雰囲気には全くならなかった。議論が滞る瞬間はしばしばあったものの、暗い雰囲気やギスギスした雰囲気にはならなかった。思ったよりストレスを感じなかった。
それからよくなかったのは、スライドを提出する直前の最終段階において、完成を急いだためにかなりバラバラに役割分担をして作業を進めていたこと。スライドを作成するときに情報の共有ができなかったため、発表でも質疑応答の際に「(えっ今の誰が答えんの・・・)」みたいな空気が流れてしまった。中間発表もどれも突貫工事で準備を行ってしまったのは反省点。
事業を作るということは本当にいろいろなものが関わってくると痛感した。市場がどれだけ今あるのか、競合はどれだけあるのか、ユーザにとってなんのメリットがあるのか、収益はどれほど得られるのか、等々。
フィードバックの時間が一時間半も与えられたりして「この時間何するんだろ」などと思う瞬間があったけど、お互いに個人のいいところや改善すべきところを交換しあっていたらあっという間に過ぎていった。メンターの人からも実に率直なアドバイスを頂けた。
あと印象的だったのが、個人的に結構なコンプレックスである吃りについて初めてちゃんと指摘された。私は幼い頃からかなり吃り癖があって、どもりも第一印象の一つとして認識されていたようだ。一日目の終わりにメンター(班に一人ついてサポートしてくれる人)に指摘されたとき「もっと発言しろ」と言われたのに加え、「喋れなかったらせっかくFacebookでグループ作ったんだからさっと投稿してみたらいいじゃん」など、吃り人の気持ちをわかってくれてとても嬉しかった。
またメンバーの一人から「吃り癖のある人だけど全然嫌な感じはしない喋り方」というコメントももらい、なかなか貴重な意見というか、今までに聞いたことのないことだった。素直に嬉しかったし、前向きになれそう。
懇親会もなかなか楽しくいろんなひとと話せた。京都や名古屋からはるばる参加してきている人もいて、皆非常に意識が高い。いつも過ごしているのほほんとした学校の雰囲気に慣れていたから、刺激が多く興奮した。
一つの結論、インターンは楽しい。意識高い系は怖くない。
家電ベンチャーCerevoが語る 「クラウドファンディング」最前線 (週刊アスキー・ワンテーマ) (―)
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