ドキドキ!プリキュアのED映像がバケモノクオリティな件について
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アニメ ドキドキ!プリキュア
この記事の所要時間:約4分28秒
日曜朝の一大コンテンツ、プリキュアシリーズ。戦隊物、平成ライダーの次に放送される女児向けアニメ。
自分はこの2月から放送開始したドキドキ!プリキュアから見始めた新参者。見ているとやはり引き込まれるものがあるし、
女児向けアニメなので「水着シーンは描かない」「敵キャラは顔を攻撃しない」「スカートはスパッツやパニエで中が見えない構造にする」と徹底していて好感が持てる。
「親子で楽しめる」ことも意識されているようで、1年という作品全体の長いスパンで一つのテーマがきちんとあり面白い。ピクサーのアニメも、大人と子供の時間感覚の違いを考慮して、子供はその場その場のキャラの動きや喋り、大人は一つの作品としてのストーリーなど、どちらにとっても楽しめるように作っているらしい。
最近ではどうやら「おおきなおともだち」も視聴者として想定されているようで、作品もそちらにやや寄ってきている感はある。
プリキュアの対象年齢はガチで20代~30代の大きなお友達だったことが発覚 http://www.yukawanet.com/archives/4183245.html
クオリティがとんでもない
このドキドキ!プリキュア、自分はそのクオリティに注目しながら楽しんでいる。一話一話適切にテーマがあって、1話だけかいつまんでみてもそこそこ楽しめるようにできている。また、ストーリーも丁寧だし、声優も有名な人を使ってくるし、全体としてクオリティは高い。
毎回必ず入る変身バンクもクオリティが見ていて飽きない。戦隊物にもある形式美。特にキュアエースが他の4人に比べて段違いによい出来になっている。
端的にそのクオリティがわかるのが、エンディングの音楽・映像。これが実にバケモノクオリティなのです。
まずは前期のED。
こちらが後期、8月の終わりあたりから使われているED。
まず、どの瞬間をキャプチャーしても違和感のない3Dモデル。少し前は3D映像というと不自然さを感じるのが当たり前だった。しかもファイナルファンタジー的な3D映像とは違い、もともとが二次元のキャラクターなので、それを三次元で立体的にして自然に見せられている動画はほとんどなかった。本当にどの瞬間も隙がない。素晴らしい。
そして実になめらかな振り付け。もちろんモーションキャプチャーはしていると思うが、そのあとの細かい調整が非常に行き届いている感じ。また、キャラクターごとに微妙な動きの個人差がきちんと表現されているのにも注目。時間を掛けてじっくり分析してみるのも面白いかもしれない。
背景のエフェクト。東京ドームほどの大きなステージに大勢の観客。細かいところは分からないが、光の効果が実にいい雰囲気を出している。力の入れ具合が半端ない。
比較と言っては何だが、ここで前作スマイルプリキュアのED。
こちらもキャラクターの3Dモデルは素晴らしい。ドキドキになってから背景や舞台のエフェクトのクオリティが段違いに上がっているということか。またこちらはフレーム数を落としている部分もあるが、ドキドキでは見当たらない。東映さんの努力がかいま見える。
それから過去のプリキュアシリーズのEDを見ていて、キャラクターの3Dモデルの手足がだんだんと太くなっていることに気づいた。これも「おおきなおともだち」向けにあたっての変化なのか。確かにスイートプリキュアのような極端に細い手足よりも、ドキドキプリキュアの若干ムチムチしたモデルの方が好みだ。
最後に今年公開されたプリキュアオールスターズのEDでお別れです。
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