Cent OSサーバを起動するたびにいろいろとプロセスがクラッシュする問題
この記事の所要時間:約2分10秒
いつからか、Cent OSサーバを再起動するたびに件名が”[abrt] full clash report”というメールがuser@localhost.ドメイン名からいくつか送られてくるようになった。
クラッシュしているらしいのは以下のプロセス。
/usr/libexec/polkit-gnome-authentication-agent-1
gpk-update-icon
/usr/libexec/gvfs-gdu-volume-monitor
最後のgvfs-gdu-volume-monitorに関しては一度に2回もクラッシュしているようで、ほとんど同じ報告が2回送られてくる。
ABRTというのはRedHat Linuxの自動バグ報告ツール(リンク)。
polkit-gnome-authentication-agent-1というのは、GNOME上での認証に関連するらしい。gpk-update-iconは、GNOMEの上にあるパネルのアップデートの通知をしたり、Packagekitに関係したり(リンク)。gvfs-gdu-volume-monitorは、ディスクボリュームをモニタリングするものなのかな?
gnomeは使わないから、今のところサーバの運用に全く支障はない。問題がないのであればクラッシュを放置して、報告をしてこないように設定してやりたい。ちょっと調べただけだとこれらのプロセスの詳細がわかりやすく説明されているところがないから、確信が持てない。
それにしても、そもそもランレベルは3で、gnomeを起動していないのにgnome関連のプロセスが起動しているってどういうことだ?
今は、起動するたびに起こるお決まりの現象だと思っておくことにする。
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